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シニア女性の約7割がスマホを保有。シニア女性に聞いた「スマホ」に関する実態調査

シニア女性誌部数No.1(※)の「ハルメク」を発行する株式会社ハルメク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮澤孝夫)は10月10日(水)、読者(50~79歳のシニア女性)461名を対象に、「スマホ」に関する郵送アンケート調査を実施、その結果を公開した。

(※)日本ABC協会発行社レポート(2018年4月~6月)シニア女性誌販売部数

調査結果(以下リリースより抜粋)

※出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」

シニア女性の7割近くが「スマホ」を利用。「ガラケー」利用者の2.2倍!
・シニア女性の67.7%が「スマホ」を保有、「ケータイ」利用率は30.8%。
・「スマホ」のアップ率は11.1pt、「ケータイ」のダウン率は10.9pt。

スマホを保有しながらも、使いこなせていると自信があるのは12%のみ
・スマホ保有者312名のうち、「使いこなせている」と回答したのはわずか12.2%。

使いこなし度の差がつくアプリ・機能は「動画・音楽」「ゲーム」「SNS」
・使いこなしている人は、「動画・音楽の視聴」「ゲーム」「Facebook」の利用度が高い。
・使いこなせていない人は、「電話・メール」「写真・動画撮影」「検索」の利用が中心。
※スマホを使いこなしているシニア、使いこなせていないシニア両方の取材調整が可能です

専門家の見解
株式会社ハルメク 生きかた上手研究所 所長梅津 順江(うめづ ゆきえ)
2016年3月から現職。主に年間約700人の50歳以上のシニア女性を
対象にインタビューや取材、ワークショップを実施

~スマホを使いこなせているシニア、使いこなせていないシニアの差、特徴~
スマホの普及はシニアにも進み、3人に2人がスマートフォンを保有しています。保有率の増加に伴い、保有者内での情報格差が広がっています。

幅広い層が存在しているとはいえ、<とことん使いこなしている派>はひと握りしかいませんし、少し前まで頻繁に聞かれた「ボタンに触れることさえ怖い」といった<スマホにアレルギーを感じる派>など、両極なタイプは少なくなっています。

最近、注目しているのは<ある程度、わかっているつもり派>や<そこそこ使えているので満足派>です。「通話やメール(LINE含)」「検索」「写真・動画の撮影」などの最低限の機能をほどほどに使えるから支障はない、というシニア女性が目立ちます。そして、これ以上の活用はかえって危ない、と考えている(誤操作による決済やセールスの勧誘、迷惑メールなどを恐れている)人が多いのです。

難しい「設定」は子供や夫に任せ、「SNS」「ネットショッピング」は目が疲れるという理由で、画面の大きいパソコンで行っています。他の情報媒体とスマホを賢く使いこなしているともいえます。

生きかた上手研究所では、<とことん使いこなす派>は今後も飛躍的に伸びることはない、と予見しています。よって、若年層で問題となっている四六時中スマホを使い続ける「スマホ漬け」に関する心配もないのではないか、これからも適度な距離感をもってスマホを活用するのではないか、と見ています。とはいえ、「格安スマホ」「割引クーポンの引き出しかた」など、お得情報への関心は高いです。

調査背景
シニア女性誌部数No.1の「ハルメク」は、長年にわたりシニア女性のインサイトについて調査・分析を行ってまいりました。シニアにも情報デバイスの変化が訪れ、直近3年間のスマホ保有の伸び率には目覚ましいものがあります。人生100年時代と言われる今、長い老後を穏やかに安心して過ごすためには、情報弱者にならないよう、マス媒体以外の情報も能動的に入手していかなければなりません。そこで今回は年1回定点観測をしている、シニアのデジタルデバイスの利用状況に関する調査を実施いたしました。

(以上リリースより抜粋)

※出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」

調査概要

調査の方法:郵送アンケート方式
調査の対象:ハルメク読者 50~79歳のシニア女性461名
有効回答数:デジタルデバイス(PC、スマホ、タブレット、ガラケー)利用者452名
調査実施日:2018年7~8月
調査主体:(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所

リリース元

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