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Marketing

HubSpot社、Facebook広告管理機能を「Marketing Hub」のProfessionalおよびEnterpriseプランに標準搭載

HubSpot Japan株式会社(本社:東京都千代田区、共同事業責任者:伊田聡輔、伊佐裕也)は12月4日(火)、同社が提供するマーケティング支援ツール「Marketing Hub」のProfessionalプランおよびEnterpriseプランに、Facebook広告を管理する機能を標準搭載することを発表した。

2019年にはGoogle検索広告管理機能も標準搭載予定

広告とインバウンド手法の関係および機能搭載の背景

ハブスポットは「適切な情報を・適切なタイミングに・適切な方法(チャネル)で」顧客に提供することで、顧客をその企業の「推奨者(プロモーター)」に転換するという独自のマーケティング・セールス手法、「インバウンド手法」を兼ねてより提唱してきた。

従来の広告は適切なターゲティングが技術的に難しいために「スパム」と捉えられる情報発信を行いがちで、インバウンド手法の考え方とは相容れないものであった。

しかし近年の広告配信テクノロジーの発達により、Facebookリード獲得広告やGoogleの検索広告など一部の広告は顧客が求める情報と合致するようになり、インバウンド手法に基づいたマーケティング活動において欠かせない要素となってきた。

顧客に有益な情報を提供する手段としての広告施策をより強力に支援するため、ハブスポットは従来1アカウントあたり月額12,000円の追加オプションとして提供していた広告管理機能の一部を、Marketing HubのProfessionalプランおよびEnterpriseプラン(それぞれ月額96,000円、288,000円)に標準搭載するということだ。

広告管理機能の詳細

今回のアップデートにより、Marketing HubのProfessionalプランおよびEnterpriseプランを利用のユーザーはFacebookリード獲得広告の出稿と管理をHubSpot Marketing Hubの画面上で完結することができる。

また2019年中期にはGoogle検索広告の出稿および管理機能も上記2つのプランに標準搭載する予定だという。

なおGoogle検索広告関連機能は今回のアップデート以前からオプションとしての広告管理機能に含まれており、既存のオプション契約ユーザーは引き続き同機能を利用できる。

HubSpotの広告管理機能の特徴は以下のとおり。

・HubSpot CRMに基づいた広告オーディエンス作成とリマーケティング

HubSpot CRMに登録されている顧客リストとFacebookリード獲得広告およびGoogle検索広告のオーディエンスを連携し、HubSpotの画面上で広告配信先を設定することが可能。またCRMに登録されている顧客と、CRMには登録されていないが自社WEBサイトを訪問した顧客両方に対するリマーケティング設定もHubSpotの画面上から行うことができる。

・広告ツール横断での運用管理と正確な広告ROIの計測

広告のコンバージョンとHubSpot CRM上の取引情報を紐づけてレポートを作成することができるため、「クリック数」や「表示回数」ではなく「広告がいかにビジネスの最終的な売上に寄与したか」を測ることが可能。さらに、これらの分析を広告ツール横断で行うことができる。

・広告運用施策と他のマーケティング施策をHubSpotのプラットフォーム上で統合

特定のキーワード広告から流入した顧客のコンタクトリストを作成してランディングページを出し分けたり、メール配信を行ったり、分析レポートを作成したりするなど、広告運用施策をその他のマーケティング施策とスムーズに連携することができる。これらの標準搭載機能には運用広告予算の上限等一定の制限が設けられている。月額12,000円の有料オプションは今後も提供され、ProfessionalプランやEnterpriseプランに加えて契約されることでより柔軟な広告運用が可能となる。

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ProfessionalおよびEnterpriseプランに標準搭載される広告管理機能画面

その他参考リンク

HubSpotの広告管理機能(オプション)の紹介ページ:https://www.hubspot.jp/products/marketing/ads

HubSpotの製品一覧と価格表:https://www.hubspot.jp/pricing/marketing

ハブスポットについて

「Help millions of organizations grow better」をミッションとして掲げるクラウド型ソフトウェア(SaaS) 企業。

顧客をその企業の「推奨者(プロモーター)」に転換する独自のマーケティング・セールス手法、「インバウンド手法」基づき、永続的に無料のCRM (顧客関係管理ツール)を中核に、マーケティング、セールス、サービス(カスタマーサポート)をひとつのプラットフォーム上で管理・実践できる各種サービスを展開。

会社名: HubSpot Japan株式会社

設立: 2016年2月

営業開始: 2016年7月

資本金: 500万円

共同事業責任者: 伊田 聡輔(セールスディレクター)、伊佐 裕也(シニア マーケティング ディレクター)

事業内容: マーケティングおよびセールス支援ソフトウェアの開発、販売、および関連サービスの提供

所在地: [東京オフィス ] 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル 3F 336 xLink内

本社: HubSpot, Inc.(米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)

代表者: ブライアン・ハリガン(CEO、共同設立者)、ダーメッシュ・シャア(CTO、共同設立者)

従業員数: 全世界約2,600名(うち日本担当スタッフ27名、2018年12月現在)

企業WEBサイト: https://www.hubspot.jp/company-information

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