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大晦日・お正月の晩ごはんは地域ごとにどう違う?インテージ社調べ

株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃、以下インテージ)は12月27日(木)、1年365日を通じて食卓データを収集しているデータベース「キッチンダイアリー」から、昨年の大晦日・今年のお正月に食卓に並んだ夕食メニューを抜粋・集計し、京浜・東海・京阪神エリアごとのメニューランキングをもとに各地域の特色を分析し、公開した。

分析結果(以下リリースより抜粋)

大晦日、「そば文化」濃い京浜。東海・京阪神は「にぎり寿司」「鍋料理」も。“フライングおせち東海は「アリ」
クリスマスも過ぎ、そろそろ年越し準備が本格的になる時期となりました。年越し・お正月という、日本人がもっとも大切にする年中行事の中でも大きな楽しみである「食」。実際に、大晦日からお正月、日本の食卓にどんなものが上がっているのでしょうか。また、地域ごとにどのような違いがあるのでしょうか。

図表1は、食卓データ「キッチンダイアリー」から2017年大晦日の晩に食卓に並んだメニューを地域別にランキング集計したもの。数値は、1,000食卓あたりの登場回数です。 

まず目に付くのが、東海・京阪神では「白飯」がトップなのに対し、京浜ではトップの「天ぷらそば(温)」が突出し、さらに4位、5位でも「そば」が登場している点。続く6位の「天ぷら」とともにおそばを楽しんでいる様子が想像できます。また、京浜で5位の「そば(冷)」は東海では10位、京阪神ではランキング圏外。「江戸っ子のそば好き」は現代でも続いているようです。

一方で、京阪神・東海では「にぎり寿司」がそれぞれ4位、5位に、そして東海で6位の「すき焼き」、京阪神で8位、9位の「おでん」「鍋物」といった鍋料理もランクイン。これらは京浜のトップ10にはない顔ぶれです。京阪神・東海での鍋料理のランクイン、「白飯」の登場数が京浜より多いのもうなずけます。

また、東海で特徴的なのが8位「おせち料理」のランクイン。元日を待たず、大晦日の晩にいただく“フライングおせち”、東海エリアではアリのようです。

元日の晩は各地域、ランキング首位の「おせち」に「白飯」が続く。東海は「雑煮」少なく、「すき焼き」人気地域ごとに違いがあった大晦日の晩の食卓。年が明けるとどうなるのでしょうか?今年の元日の夕食メニューランキングを見てみましょう(図表2)。

さすがは元日。どの地域でもトップの「おせち」をおかずに2位の「白飯」をいただいている様子。京浜・京阪神では3位に「お雑煮」が続きますが、東海では「お雑煮」はランキング圏外。朝・昼は他の地域と同じくらい食卓に上っているのですが、夜にいただく習慣は薄いようです。また、東海では「すき焼き」の登場数が他の地域より多く、5位にランクイン。大晦日から引き続いて、登場数の多い人気メニューです。

1月3日の晩は各地域、「白飯」「おせち」「味噌汁」「生野菜」。「おせち」「すき焼き」が根強い東海 では、おせちにも飽きてくる1月3日、夕食メニューの顔ぶれはどう変化するのか、今年のデータを見てみましょう(図表3)。

トップの座が「白飯」に変わりますが、3地域とも「おせち」はまだトップ3圏内に。また、各地域で「生野菜・野菜サラダ」「味噌汁」 「野菜の浅漬け・塩漬け」「たくあん」が上位に登場。年末から続いたご馳走もこのあたりでペースダウンとなり、軽めのおかずにご飯と漬物であっさり済ませるのかもしれませんね。

それでも東海では、「すき焼き」人気は他の地域以上に根強く、5位の座をキープ。また、「おせち」の登場回数も他の地域よりかなり多く、大晦日からの“フライングおせち”にはじまり、三が日もたっぷりとおせち料理を楽しんでいるようです。

以上、食卓データ「キッチンダイアリー」より、昨年の大晦日から今年のお正月の晩ごはんを見てきました。モノや情報が即座に共有され、入手できる時代になっている昨今ですが、昔からの文化に根差した習慣というのは地域ごとにまだまだ色濃く残っていて、食卓にも反映されているようですね。2019年、どんな食卓で迎えますか?

使用したデータ
【キッチンダイアリー】 https://www.intage.co.jp/service/platform/diary/
1,260世帯の食卓・調理の状況を食場面(朝食・昼食・夕食)ごとに継続的に捉えたデータです。商品開発のヒントとして、また、流通向けの販促提案情報としてご活用いただけます。

(以上リリースより抜粋)

リリース元

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