アイエント株式会社(本社 : 東京都渋谷区、代表取締役 : 大森智人 以下「アイエント社」)と株式会社TWIN PLANET(所在:東京都渋谷区、代表取締役 : 矢嶋健二 以下「ツインプラネット社」)は、2018年2月26日(月)より共同プロジェクトを開始した。
今後ファッションショールームのWeb・リアル店舗の提携やインフルエンサーを活用した新たなサービスの開始など、相互の強みを生かしたシナジーを創出していくということだ。
▼共同プロジェクト概要
http://fashion-tech-idea.com/
リアルショールーム・オンラインショールームの合併及びインフルエンサーがバイヤーとなる受注型販売サービスを開始
背景
アイエント社は、アパレル業界とテレビ業界をITで活性化させることをミッションにテレビタレントに衣装を貸し出すショールーム「THE STYLIST STORE」、オンラインショールーム「STYLIA」(https://stylia.korecow.jp)、テレビで芸能人が着用した服がわかって買えるメディア「コレカウ」(http://www.korecow.jp/)、昨年9月にリリースしたInstagramでいいねしたアイテムを探して買えるファッションアプリ「chao」(http://chao-app.jp/)の運営を通し、MDプラットフォームの構築や、インフルエンサーマーケティングによって、アパレルメーカーのPRから販売までの一貫した支援を行っている。
一方、ツインプラネット社は IPエージェンシーとして、IP(Intellectual Property=知的財産権)を軸に、エンターテイメント分野において幅広い事業を展開している。
昨年9月に本格始動した「CHEST OMOTESANDO」(http://chest-tokyo.com)は、今までリアル店舗を持っていない、あるいは都心には店舗がないECファストファッションブランド、ファッションカテゴリーに付随する雑貨ブランドを中心としたプレスルーム。
著名なスタイリストの連携や所属するインフルエンサーやタレント・モデルにも開放していることが大きな特徴だ。
今回2社は、互いの強みを生かして連携し共同プロジェクトを立ち上げ、マーケティング分野で両社の更なるプレゼンス強化を図っていく。
アイエント社は、ツインプラネット社の強みであるタレント育成力やインフルエンサーを活用したガールズマーケティング力及びショールームの合併による商品点数増加・衣装利用者が増えることで事業拡大を目指し、ツインプラネット社は、アイエント社のWebプラットフォームを活用することにより、さらにユーザーとブランドとの接点を強化していくということだ。
共同プロジェクト新サービス詳細
【1、「STYLIA」と「CHEST by STYLIA」の稼働開始(衣装貸し出しショールームの合併・提携)】
今回のショールームの合併により、ブランド数は750に増加し、登録スタイリスト数は600名となる。野村昌司氏・井関かおり氏・長瀬哲朗氏・山本隆司氏・西ゆりこ氏など著名なスタイリストとも連携し、露出先を大幅に拡大していく。
※現ブランド一例:DHOLIC, DURAS, GUESS, M.deux, SHOPLIST(約40ブランド), MAD JOURNEY その他
なお3年後には、有名ブランドを中心に2,000ブランドを目指すとのことだ。
オンラインショールーム
アイエント社が運営する「STYLIA」に「CHEST OMOTESANDO」の商品を随時登録していき、利用者であるスタイリスト(及びインフルエンサー・タレント)は全ての商品のリースがオンライン上にて可能になる。
→スタイリスト・インフルエンサー・タレントは、時間や場所を選ぶことなくリースが可能に。
リアルショールーム
アイエント社が運営する「THE STYLIST STORE」とツインプラネット社が運営する「CHEST OMOTESANDO」を合併し、「CHEST OMOTESANDO」のある渋谷区神宮前5丁目に「CHEST by STYLIA」を所在地として稼働を開始。
→現状、多忙なスタイリストに代わりリース品の預かりが店舗で可能に。
【2、受注型販売サイト『IN-CHOICE(インチョイス)』サービスの開始】
現状
昨今のアパレル業界においては、消費者に商品が届くまでの流通間に多くの企業が介入しており、サンプル品の段階でセレクトされず、クオリティの高い商品が消費者の前に出ることなく埋もれてしまっているという現状に今回着目。
『IN-CHOICE』は、物を売る能力の高いインフルエンサーの影響力を活用し、彼女らがバイヤーとなりサンプル商品の段階でチョイス(セレクト)したものを一般消費者へ提案するサービスだ。
インフルエンサーがチョイスするという付加価値をつけながら受注予約販売を専門とすることにより、「本当に欲しい物を、必要なだけ、お客様が選んで購入する」BtoCtoCサービス。
※『IN-CHOICE』のメリット
・インフルエンサー自らが商品をセレクト・宣伝・販売までを行うことにより、より商品に価値が付く。インフルエンサー自身がもつPR効果により、宣伝費も押さえる事が可能。
・消費者が必要なものを必要な分だけ発注することにより、アパレル生産サイドの在庫リスクがなくなる。
消費者が欲しいものがダイレクトに見える化されるため、商品の潜在需要を顕在化させることが可能。
今回は第一弾として、インスタグラムで100万フォロワーを超える「GENKING」 (@_genking_/100万フォロワー)、ファッショニスタでエンゲージメントの高い「桃坂ナナ」 (@__momonana__/3.3万フォロワー)「ミチ」 (@mi0306chi/9.8万フォロワー) 3名がそれぞれチョイスしたアイテムの予約販売が開始される。
受注販売型ECサイト「IN-CHOICE」はこちら
https://in-choice.jp/
販売開始日:3月上旬予定
【3、「chao(チャオ)」及び「コレカウ」サービスの施策強化】
●「chao(チャオ)」及び「chaore(チャオーレ)」のインフルエンサー・タレント強化
「chao(アイエント社運営)」※1を強化していくため、ツインプラネット社の「IN-STAR」※2に所属するモデル・タレント・インフルエンサーを随時起用、及びマーケティングを推進。
→インフルエンサー数:ツインプラネット社:約1,000名 アイエント社:約660名 計:約1,660名( 合計リーチ数:約2,000万)
●「コレカウ」へのマーケティング強化
テレビで芸能人やタレントが着用した衣裳を見つけて購入できるメディア「コレカウ(アイエント社運営)」では、『Yahoo!検索』とデータ連携をしている。
Yahoo!検索で「ドラマ名」や「出演中のタレント名+衣装」で検索をすると、画像付きで衣装情報が表示され、ブランドの公式サイトに遷移。
※現在表示されるドラマは「アンナチュラル」「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」「BG~身辺警護人~」「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」「トドメの接吻」など
この取り組みにより、今まで難しかったテレビ衣装のクレジットが簡単に検索してわかるようになり、マーケティングの強化につながっている。
今後は、ツインプラネットのガールズマーケティングにより最適なモデル・タレント・インフルエンサーを起用した商品プロモーションやPRについて、より強化をしていくということだ。
※1「chao」について(http://chao-app.jp)
Instagramの”いいね!”したスナップ写真から、AIを活用した画像サーチエンジンで、欲しいアイテムをすぐに購入することができる新感覚のファッションスマホアプリ。「chaore」は、アプリ内での独自のアンバサダーシステムであり「Chaore」として認定されることで、自身のファッションコーディネート情報をchaoユーザーへの発信などが可能。
※2「IN-STAR」について(http://chao-app.jp)
IN-STARは、エンゲージメント率が高いとされるマイクロインフルエンサーを中心とした、世界観のある動画を自ら撮影・編集することができるムービーズクリエイター集団。IN—STARの提供する動画インフルエンサー事業サービスは、このムービーズクリエイターの世界観やクリエイティブ力を最大限に活かした動画のプロモーションを展開。
会社概要
●アイエント株式会社(http://ient.co.jp/)
代表者: 代表取締役 大森 智人
本社所在地: 東京都渋谷区神宮前6-18-3 神宮前Sビル7F
設立年月日: 2011年3月9日
代表電話: 03-6419-7757
事業内容: ファッション系コミュニティーサイト運営 / アタッシェ・ドゥ・プレス事業 / ウェブサイトのプロデュース、開発事業 / スマートフォン向けアプリケーション開発事業 / インターネット広告の企画、制作/ファッション系MDプラットフォームの運営など
●株式会社TWIN PLANET (http://tp-co.jp/)
代表者: 代表取締役 矢嶋 健二
本社所在地:東京都渋谷区神宮前5-46-1 TWIN PLANET South BLDG.
設立年月日:2006年11月1日
代表電話: 03-6805-1062
事業内容: IPエージェンシーとして、IP(Intellectual Property=知的財産権)を軸に、エンターテイメント分野において幅広い事業を展開。「ヒト・モノ・コト」などあらゆるコンテンツをIPとして捉え、市場調査・企画・PR・コンテンツ開発・商品開発・メディア開発などを手掛ける。また、さまざまなジャンルで活躍する個性的な人材が所属する芸能プロダクションとしての側面も持ち、独自のキャラクタービジネスやイベント事業を実施している。
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