マーケティングリサーチ会社の株式会社マーシュ(東京都渋谷区渋谷、代表取締役:町田正一)は、一都三県在住の男女20代~50代有職者を対象とした「お弁当に関するアンケート調査」を実施し、その結果を6月27日に公開した。
手作りのお弁当を週に1回以上食べる社会人は41.3%、そのうち自分で作っている人が7割
同社によると調査日は2018年6月4日(月)~6月7日(木)で、同社が運営する「D STYLE WEB」のアンケートモニター会員を対象に実施したということだ。
調査結果
あなたが普段、手作りのお弁当を食べる頻度をお答えください。※お弁当箱に限らず、おにぎりやサンドイッチも含みます。(SA) n=800
週に1回以上 41.3%
週に1回未満 8.9%
ほとんど・まったく食べない 49.9%
調査にて、有職者に手作りのお弁当を食べる頻度を聞いたところ、「週に4~5回」が18.1%で最も多く、次に「週に2~3回」が13.1%、「週に1回」が5.1%、「ほぼ毎日」が4.9%となった。週に1回以上食べる人が約4割を占めるが、男性の31.0%に対し、女性は51.5%で20.5ポイント高いという結果になっている。
また、未婚者よりも既婚者の方が、子どものいない人よりもいる人の方が手作りのお弁当を食べる割合は高かった。
あなたのお弁当を作っている人は、主にどなたですか?最も多い方をお答えください。(SA) n=330
自分 70.0%
配偶者 19.1%
自分の親 8.8%
子供 1.2%
恋人 0.9%
【自分のお弁当を主に作っている人】は誰かを答えてもらったところ、「自分」が70.0%、「配偶者」が19.1%、「自分の親」が8.8%、「子供」が1.2%、「恋人」が0.9%となった。
女性は85.9%が「自分」で作っていると回答。
「配偶者」にお弁当を作ってもらっている女性はわずか0.5%であった。
男性は半数が「配偶者」であるが、「自分」と回答した男性も43.5%おり、未婚男性に多かった。
あなたがお弁当作りによく活用しているものを、すべてお答えください。(MA) n=231
市販の冷凍食品(食材、総菜など) 50.6%
食事の残りもの 44.2%
作りおきの料理(冷蔵保存) 42.0%
自分のお弁当作りに活用しているものTOP3は、「市販の冷凍食品」、「食事の残りもの」、「作りおきの料理(冷蔵保存)」で、それぞれ4割を超えている。
男性においては、市販品の活用率は女性とあまり関わらないが、残りものと作り置きの料理の活用率が女性に比べ低かった。
また、子供のいる人はいない人に比べて「市販の冷凍食品」、「市販の冷蔵・チルド食品」の活用率が特に高く、市販の冷凍食品では20.8ポイントの差があった。
すべての調査結果はこちら
https://www.marsh-research.co.jp/mini_research/mr201806bento.html
※上記ページにて、簡易レポートおよび集計表を含むデータを無料でダウンロード可能。
調査内容
・基本属性(性別、年齢、居住地、婚姻状況、同居の子供有無、職業)
・手作りのお弁当を食べる頻度(SA)
・お弁当を食べる場所(MA)
・お弁当を食べるシチュエーション(一人で食べる・誰かと食べる)(SA)
・お弁当を主に作る人(SA)
・【自分で作る】お弁当作りの悩み(MA)
・【自分で作る】お弁当作りによく活用しているもの(MA)
・【自分で作る】自分のお弁当の自己評価(NA)
・【自分以外が作る】お弁当についての悩み・不満(MA)
・「手作りのお弁当を食べること」の良い点(MA)
調査概要
調査名 :お弁当に関するアンケート調査
調査対象者:一都三県在住20~59歳男女、有職者の方
有効回答数:800s
割付 :性別・年代均等
調査期間 :2018年6月4日(月)~6月7日(木)
調査方法 :インターネット調査
調査機関 :株式会社マーシュ
アンケートモニターサイト「D STYLE WEB」の登録会員を対象に実施
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