未来に繋げる新事業づくり、ビジネスを通じた社会課題の解決

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READYFOR社、総額5.3億円の第三者割当増資を実施

READYFOR株式会社(本社:東京都文京区、代表:米良はるか)は10月17日(水)、グロービス・キャピタル・パートナーズ、Mistletoe株式会社、石川康晴氏および小泉文明氏を引受先とした第三者割当増資により約5.3億円の資金調達を実施することを発表した。

新経営体制で「社会を持続可能にする新たな資金流通メカニズムの確立」を目指す

今回の調達により、急成長中であるクラウドファンディング事業の人材採用、システム強化ならびに、「社会を持続可能にする新たな資金流通メカニズムの確立」を加速させるための新規事業開発を行う。

上記に伴い、一層の事業成長を実現するため、経営体制の拡充・強化を行い、今年7月に同社に参画した弁護士の草原敦夫が執行役員 CLO、グロービス・キャピタル・パートナーズ 今野穣氏が社外取締役に就任するということだ。

また、アドバイザーとして株式会社ストライプインターナショナル 石川康晴氏、株式会社メルカリ 小泉文明氏、Mistletoe株式会社 孫泰蔵氏、東京大学 松尾豊氏が参画、ブランド強化のため、クリエーティブアドバイザーとして株式会社電通 エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター/クリエーティブ・テクノロジストの菅野薫氏が参画するとのことだ。

直近の事業概要

「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」というビジョンを掲げ、2011年3月に日本初のクラウドファンディングサービス「Readyfor」を開始した。

約7年間で9,000件以上のプロジェクトを掲載し、70億円以上の資金が集まる、日本最大級のクラウドファンディングサービスとして成長している。

キュレーターと呼ばれる担当者が各プロジェクトにつき、マンツーマンでプロジェクトのサポートを行っており、プロジェクトの達成率は約75%と業界最高水準となっている。

またReadyforの支援者基盤は50万人に達しており、毎月の支援者のうち、約40%が過去に支援したことがある人のリピート支援を行うということだ。(注1)

特に直近では、既存の金融サービスではお金が流れにくい分野であるNPOや医療機関、科学研究分野その他公共セクターや、創業マーケットに資金調達の手段を提供すべく、多角的なパートナーとの協業を展開しており、提携機関は約200件にのぼります。2016年12月には自治体向 けクラウドファンディングサービス「Readyfor ふるさと納税」、2017年1月に大学向けクラウドファンディングサービス「Readyfor College」をリリースし、すでに筑波大学、東京藝術大学をはじめとして国立大学6大学との包括提携を実施している。

注1:2018年10月16日時点

今後目指していくこと

個人の社会貢献意識の高まりに加え、全世界的な取組みとなっているSDGs(持続可能な開発のための2030アジェンダ)が採択され、企業も社会の持続可能性に対する責任が問われる時代になっている。

一方で、SDGsの達成には未だ年間5兆〜7兆ドルの投資ギャップ(注2)が存在すると言われており、現状十分な資金が流入しているとは言えない。

同社は、テクノロジーとビジネスアイデアを用いて、短期的な利潤の追求だけからは生まれない、「社会を持続可能にする新たな資金流通メカニズムの確立」を目指すとしている。

注2:発展途上国においてSDGs達成に必要な投資額と現状投資額の差分

(出所)UNCTAD(2014)World Investment Report 2014, Table IV.2 Current investment, investment needs and ga ps and private sector participation in key SDG sectors in developing countries.

今後の投資領域

同社はこれまでも既存の金融サービスではお金が流れにくい分野にクラウドファンディングという手法を通じてお金を流してきたが、今後は上記目標を実現するため以下のような取組みを進めていくということだ。

1,ファン・リレーション・マネジメント事業(SaaS事業)への展開

これまでのクラウドファンディングではプロジェクトベースの資金調達に用途が限定されており、支援者との関係が一過性のもので終わってしまっているケースが多くみられた。

今後は実行者が支援者との長期的な関係性を構築し、継続的な支援を獲得できるようにサポートするとともに、支援者にとってより良い支援体験を提供することを目的として、実行者向け「ファン・リレーション・マネジメント」ツールの開発と事業展開の検討を行っていくとのことだ。

2,ローカルパートナーシッププログラムの強化

同社はこれまで地域金融機関65機関との提携をはじめ、自治体、新聞社など、地域を支える様々なパートナーと、地域での創業や地域の活動に流れるお金の量を増加させてきた。

今回の資金調達でさらに、パートナーをはじめとする地元有力企業との協力関係を強め、全国でクラウドファンディングが利用される社会を目指す。

3,SDGs関連事業の開始

これまでアサヒグループ、J-COMなどの企業と提携し、社会性の高いプロジェクトを実施する団体に対して企業のCSR資金をマッチングさせる「マッチングギフトプログラム」を提供してきた。

今後は、SDGs達成に向けて取り組む企業側のニーズの高まりを踏まえて、同社内に「ソーシャルインパクト事業部」を立ち上げ、企業とSDGs達成に寄与する活動を行う団体やビジネスとのマッチングをはじめとして、Readyforのデータ活用を通じた事業展開を行なっていくとのことだ。

VCからのコメント

グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナーCOO 今野穣氏

「テクノロジーやインターネットによって、あらゆるものが民主化・フラット化していく中で、金融セクターもFinTechと称されるなどその例外ではなく、その中の一つの重要なセグメントとしてのクラウドファンディング市場は、今後不可逆的かつ本格的に立ち上がることが想定されます。加えて同市場は、国際的に見てもSDGs、ESG投資といった新たなムーブメントにも重要な貢献を果たすことでしょう。 今回、米良さん・樋浦さん両代表率いるレディーフォー社への出資及び支援の検討機会を頂き、『誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる』という同社のビジョンや各々のプロジェクトの社会性の高さ、両代表や同社の皆さんの想いや覚悟に、私も全力で貢献したいと思うに至りました。持続可能な資本主義社会の新たな1ページを切り開く、トップランナーになられることを心より期待しています。」

新経営体制

今回の取締役新任に伴い、同社の経営体制は以下の通りとなる。

・米良はるか  代表取締役CEO

・樋浦直樹   代表取締役COO

・元田宇亮   取締役CFO

・草原敦夫   執行役員CLO(新任)

・今野穣    社外取締役(新任)

・三木貴穂   社外監査役

・石川康晴   アドバイザー、株式会社ストライプインターナショナル 代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)

・小泉文明   アドバイザー、株式会社メルカリ 取締役社長兼COO

・孫泰蔵    アドバイザー、Mistletoe株式会社 Founder

・松尾豊    アドバイザー、東京大学 特任准教授

・菅野薫 クリエーティブアドバイザー、株式会社 電通 エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター/クリエーティブ・テクノロジスト

〈草原敦夫プロフィール〉

1987年生まれ。東京大学法学部・東京大学法科大学院卒業。2013年12月より弁護士登録(第二東京弁護士会)。2014年1月より森・濱田松本法律事務所でコーポレート・ガバナンス、ベンチャーファイナンス、会社訴訟・非訟、M&Aその他企業法務一般に従事。2018年7月よりREADYFOR株式会社に参画し、法務・コンプライアンス、新規事業の企画・検討等を担当。

〈今野穣プロフィール〉

2006年     グロービス・キャピタル・パートナーズ入社

2012年     同社パートナー就任

2013年     最高執行責任者(COO)就任(現任)

2018年    代表パートナー就任(現任)

グロービス・キャピタル・パートナーズは、1996年より国内外の機関投資家から累計660億円を運用する独立系ベンチャーキャピタルであり、世界トップクラスの運用実績を誇る。同社入社以前は、経営コンサルティング会社にて、中期経営計画策定などのプロジェクトマネジャーを歴任。東京大学法学部卒。

会社概要

会社名    READYFOR株式会社

代表者    代表取締役CEO 米良はるか・代表取締役COO 樋浦直樹

設立    2014年7月1日

所在地    東京都文京区本郷5丁目33番10号 いちご本郷ビル3階

URL    https://readyfor.jp/corp

事業内容    クラウドファンディングサービス「Readyfor」の運営

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