店舗解析の「AIBeacon」/ジオターゲティング広告「AIGeo」を開発・提供する株式会社アドインテ(本社:京都府京都市、代表取締役 十河慎治)は8月6日(月)、株式会社ベクトル、株式会社ビジョン、株式会社三越伊勢丹イノベーションズ、株式会社UFI FUTECHを引受先とする第三者割当増資を行ったことを発表した。
~協業に向けたシステム開発及びサービス開発を推進~
各社との事業発展を目的として、マイクロロケーションデータを活用した販促・マーケティング事業の展開を検討している。
第三者割当増資における背景
アドインテが提供する「AIBeacon」は、GPSでの位置分析には適さない店舗内の特定コーナー毎の計測、所謂「マイクロロケーション」から、移動幅の大きい点と点を結びつけるような観光回遊分析にも活用できる。
更にマーケティングにおいては、集積したデータと店舗来店者を商品及びサービステーマ毎に結びつけることが出来、ユーザーの共感が得られるコンテンツをタイムリーに配信する事ができる様になる。
今後、マイクロロケーションによる生活行動分析は、広告のみならず多様な顧客接点の確立においてますます重要度を増しており、あらゆる分野で飛躍的に拡大すると見込まれており、市場規模は2020年度には62兆円に拡大すると予測※1されている。
同社によれば、今回の資金調達で、「AIBeacon」の新機能の拡充、製造及びロケーションデータマーケティングプラットフォーム「AIGeo」の開発体制を強化し、ベクトル、ビジョン、三越伊勢丹イノベーションズ、UFI FUTECHとの協業に向けたシステム開発及びサービス開発を推進するということだ。
※1 総務省「G空間×ICT推進会議報告書」より
各社との販促・マーケティング事業の展開
・ベクトル:
ベクトル社が保有する DSP、DMPへのマイクロロケーションデータ提供及び、そのデータを活用したクライアントサイドへのOnetoOneマーケティングでの協業を推進する。
・ビジョン:
ビジョン社が展開するグローバルWiFi事業、法人向け情報通信サービス事業等において、「AIBeacon」を活かしたサービス連携を図り、訪日外国人観光客の回遊解析、グローバルWiFi貸出箇所での新たなマーケティング、法人顧客層への提供サービス等において協業を推進する。
・三越伊勢丹イノベーションズ:
三越伊勢丹グループが展開する百貨店事業において、マイクロロケーションデータを活用して、来店顧客の関心や嗜好性を的確に捉え、適切なタイミングでのより良い情報コンテンツの提供を協業で推進する。
※本協業においては、個人情報に該当するデータは一切保持しないということだ。
・UFI FUTECH:
ファミリーマート店舗にて、顧客サービス拡充に向けた協業を推進する。
会社概要
社名:株式会社アドインテ(AdInte Inc.)
代表者:代表取締役 十河慎治
本社所在地:〒600-8441 京都府京都市下京区新町通四条下る四条町347-1 CUBE西烏丸7F
コメント